- 今の職場を辞めたい
- 働きやすい職場へ転職したい
- 転職した職場がブラックだったら嫌だ…
そんな言語聴覚士さんの悩みを解決します。
「今の職場を辞めたい」「転職したい」と思っても、転職先が今より悪かったら大変な思いをしてしまいます。
私は言語聴覚士になったはじめの職場が自分に合わず、身体の調子を崩す経験をしました。
そんな経験から、「働きやすい職場」を見つけるためにこれまで10か所以上の事業所へ見学して転職活動をするなどして、その後は働きやすい職場を選べるようになりました。
働きやすい職場を見つけることはできます。
この記事を読めば、働きやすい職場を選ぶ方法がわかります。
私が転職に成功できたのは、内部事情を知ったうえで転職したから
自分に合った働きやすい事業所を見つけるには、
『求人情報を見るだけではわからない内部事情をできるだけ知ったうえで転職する』ことです。
私は言語聴覚士になってはじめての職場が自分に合わず、身体の不調により1年目で退職をしました。
自分に合わない就職先を選んでしまった原因は、事業所の実際の働き方や人間関係、社風など、内部事情をよく把握しないまま入職したからだと思っています。
そのため転職活動では、できる限り情報収集して内部事情まで把握できたうえで、面接をうける事業所を選びました。
自分が納得できるまで情報収集することで、その後の職場選びは失敗することがなくなりました。
情報収集のためにやった2つのこと
私が情報収集をするためにやったことは、
- 知り合いに聞く
- アドバイザーに聞く
の2つです。
①知り合いに聞く
実際に働いている人の生の声は、どんな求人情報よりも確実です。
他では知ることのできない有益な情報を聞くことができます。
例えばこのようなことを聞くことができます。
- どんな同僚・先輩・上司がいるか(特にST)
- 仕事の内容
- 1日の流れ
- 実際の残業時間
- 勉強会や症例検討の頻度
- 有給の取りやすさ
- サービス残業があるか
- 人間関係
- 患者・利用者層(年齢や疾患など)
養成校の同級生や先輩・面識のあるSTなどの中に一緒に働けそうな人がいたら、事情をお話してその方が勤めている職場を転職先の候補にさせていただきます。
面識のある人が働いている職場を転職先の候補として考えることは、ブラックな職場を選ばないための最短ルートです。
ただし、自分の職場について詳細を教えるのに抵抗がある人もいます。
近況をお伝えして協力してもらえるか確認したり、無理に教えたくないことまで聞かない姿勢で尋ねるようにするのも良いと思います。
②アドバイザーから聞く
- 知り合いから聞きにくい・聞けないこと
- 知り合いのいない事業所
これらの情報は、転職エージェントのアドバイザーからから聞くことができます。
- 「転職したい人」と「人材を探している企業」をマッチングするサービス
- アドバイザーに相談ができる
- LINEでのやり取りも可能
- 求人を見るだけ、もできる
- 自分が探している条件に合わせて定期的にオススメ求人のメールが届く
- 求人数が豊富
- 料金は無料
相談できるので、自分の状況を知ってもらったうえで、一緒に考えてもらえた方が自分にとっても合う職場選びができるメリットがあります。
私が実際に活用してみて良かったと感じたのは、
- わからないことを相談できる
- 事業所の特徴を教えてくれる
- 知りたい情報を確認してくれる
ことでした。
例えば、
- 離職率
- 評価制度
- 給料面について(年収目安・昇給・退職金など)
- 求めてられている人材の特徴
- 見学や面接の時の希望(私はできれば在籍するSTと話す時間を作ってもらってました)
これらの情報は、求人情報を確認するだけではわからないものも多くありました。
給料面は、面接まで行くとかわりに交渉してくれる場合が多いです。
アドバイザーに希望を伝えることで、希望の条件に沿った様々な求人を紹介してくれます。
求めているのがどのような人材か、事前に知っておくと自分の転職先としてマッチしているかも確認できます。
最後は見学をして自分の目で確かめる
情報収集をして気になった事業所は、実際に自分の目で見て確かめましょう。
見学に足を運んだ時は、直接職場を見る数少ないチャンスです。
- こんな職場は嫌だ
- こんな職場が良い
そんな想いを、全集中でアンテナを張って確認して感じましょう。
気になった事業所があったら、遠慮せずに沢山見学を申し込むことがオススメです。
私が転職をした時は、10箇所ほどの事業所に見学をさせていただきました。
実際に見学すると、それぞれの事業所によって雰囲気がそれぞれ違います。自分に合った事業所選びに向けてとても良い比較になるはずです。
見学当日は、気になること・知りたいことを遠慮せずに質問すると良いです。見学時の対応でも、その事業所の印象が変わるかもしれません。
就職をすでに経験していることで、選んではいけない職場の特徴が、はじめての就活の時よりもはっきりしていると思います。
それはこれまで職場で得た経験が、自分の強みになっている証です。その経験が、自分に合った職場選びの助けになります。
面接を受ける事業所が決まったら〜その後の流れ〜
- 履歴書・職務経歴書を書く
- 面接を申し込む
- 面接を受ける
履歴書・職務経歴書は面接を申し込む前に作っておくと焦らずに面接へ挑むことができます。
私が1年目で転職活動した時は職務経歴が少なかったため、学生時代のアピールできること等も記載して作成しました。
まとめ
私が転職で自分に合った職場選びに成功できたのは、内部事情を知ったうえで転職したからです。
内部事情を知るためにやったことは
- 知り合いに聞く
- アドバイザーに聞く
です。
最後は見学をして自分に合う職場かどうか確かめましょう。
納得のいく事業所が見つかるまで、いくつでも事業所に見学をさせていただき、焦らずじっくり検討すると良いです。
この記事が、転職をしたい言語聴覚士さんの参考になれば嬉しいです。